ユリブログ

真鶴半島へイワトユリを探しに行きました。

2024年 7月 8日

イワトユリを探しに行ってきました。
江の島で見た数よりも
多くのイワトユリを探せました。

真鶴半島の海岸、島
崖、遊歩道の脇
いろいろな場所で花を咲かせています。
 

弁天島です。
島の周囲は10㎞程度の小さな島です。
浜からすぐ近くにあり
歩いて渡れそうに見えましたが
無理でした。
鳥居付近には
イワトユリが多く咲いてました。
写真の左側に花が見えますね。
 

弁天島を真鶴半島の先端方面へ移動して
海岸線を探すと
イワトユリは
崖の上に自生していました。

岩の上2m程度の場所に咲く
ユリを見つけられました。

イワトユリの根元

上のユリが自生する場所は
こんな、岩だらけの海岸です。
岩の上の土に根をおろし
ススキに根元を隠して
上から下に茎を伸ばしています。
その長さは80㎝から90㎝程度でした。

真鶴半島に自生する
イワトユリには
カイガラムシが多く付着してます。
このイワトユリのように
6輪以上花を咲かせて
蒴果ができていても
カイガラムシが付いてしまうと
種がきちんと生育できないのでは……
秋、10月頃に再度訪れてみます。
種ができていたら
いただきましょう。
できていなかったら
諦めます。

上の写真、2枚は
遊歩道の海側に咲いていた
イワトユリです。
小石の間から茎を伸ばしてます。
根元が茎の重みで倒れていました。
好奇心に駆られ
根元を掘ってみることに
石をどけて
砂利を払って
すぐに球根が見えてきました。
深さは5㎝もありません。
球根は直径2㎝以下

Lilium maculatumは
海から50m以内に自生する

読んだ記憶があります。
高い崖の上ならば
潮風に吹かれることもあるでしょう。
しかし
海水につかることはないと思います。
そんな環境の中で
種が発芽し
茎を伸ばし
花を咲かせるイワトユリ
強い生命力を感じます。

今日は熱中症警戒アラートが
発令されるくらい
暑い日でした。
海岸では
水着姿で海を楽しむ人が多くいました。
そんな中
山側を見ては
「あっ、あそこに咲いてる!」

叫んで岩をよじ登り
カメラで写真を写すのは
違和感が強かった。
しかし
自生する姿を
様々な場所で観察できるのは
理解が深まると
よくわかりました。
反省すべき点が
多々あります。
次回、反省文を掲載します。
 

 

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