カラスの一声

飢饉のときの食べ物

2022年10月 4日

 
まぁまぁ、10月になっちゃったわよぉ~~
9月に一言、言いたかったのにぃ!
もう、時間がどんどんすぎちゃうわっ。

ガーデンの周りにある田んぼはねぇ、稲刈りの真っ最中よぉ。
毎日、毎日、稲刈り機の音がしてるの。

先週あたりはねぇ。
稲刈りが終わって、畦に真っ赤な彼岸花が咲いててキレイだったの。

彼岸花がなんで畦に植えてあるか知ってるかしら??
昔ね、江戸時代ころよね。
現代ほど、お米の改良が進んで無くてね。
雨が少なかったり、気温が低かったりするとお米が取れないことがあったのよねぇ。
代わりに食べられるものとして、彼岸花を植えたのよぉ。
よくさぁ、きれいな花には毒があるっていうでしょ。
彼岸花にも、毒があるの。
地中にある塊茎という、球根みたいなやつにね。
毒をどうやって抜くと思うかしらね。
彼岸花の塊茎を掘り上げて、すりおろしたものを注水につけて流すのね。
多分、袋などを使ったんじゃないかしらねぇ。
流水で毒を抜いた残りを調理したみたいよ。
昔は大変だったのよねぇ。

それで、青木昆陽さんがさつまいもを薩摩藩から持ってきて、少しは良くなったのかしらねぇ。

秋の彼岸花を見るとねぇ、アタシはいつも飢饉のことを考えちゃうのよねぇ。

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