５月よぉ！
薫風香る季節ねぇ。
暑くなく、寒くなく………
いいえぇ！
何なのよ、今年は４月中に夏日、真夏日がきちゃったじゃない。
変よぉ！
おかしいじゃないの。

でもね。
新茶の季節だわよぉ！
新茶って、おいしいわよねぇ。

ところでさ、お茶ってどこから来たか知ってるぅ？
中国なのよぉ。
平安時代初期に中国へ渡ったお坊さんが日本に持ってきたんですって。
それもね、薬として持ってきたんですって。
今ね、NHKの大河ドラマで「光る君へ」をやってるでしょう。
あそこで、お客様へ出している飲み物はお茶じゃなくてお湯なのよぉ。
白湯なのねぇ。
広く飲まれるようになったのは江戸時代ね。
だから、それまではお茶ってすごく高価で貴重なものだから、ごくごく限られた人たちしか手に入れられなかったのよねぇ。

日本では、「チャ」って呼ぶでしょう。
イギリスでも、お茶は飲まれてるじゃない。
「紅茶」よね。
この「紅茶」は「ティ」って呼ぶでしょう。
もとは、同じお茶の木から作られるけど呼び方が違うのはなぜだと思う。
あのね、日本の茶は広東省の寺院から伝えられたのよぉ。
広東省ではね、「チャー」って呼ばれていたのよねぇ。
それで、紅茶は福建省の港から運ばれたのよ。
なんと、福建省は茶を「テ」って呼んでたんですって。
面白いわねぇ。