ユリブログ

イワトユリ 本来の姿 訂正

2024年 7月 9日

2020年7月1日
以前、ガーデンでは
この写真のように
イワトユリを栽培していました。
2年から3年に1回
土を変えて
マグアンプkを鉢底に
大さじ2杯程度入れて
50%遮光の骨組みハウスに
置きます。
すると
茎が直立して
花がツリー状に10輪程度
咲きます。
豪華で見ごたえのある
イワトユリです。

今回
江の島、真鶴半島で
イワトユリを観察してきました。

そもそも
茎が直立などできない環境です。
崖から横に茎を伸ばす
崖の上から下へ茎を伸ばす
そんなユリばかりでした。
砂利から茎立ちするイワトユリは
風のためか
地面に添って茎を伸ばします。
 
上から下に茎を伸ばしたイワトユリ
地を這うように茎を伸ばしたイワトユリ


輪数は1輪から3輪
茎丈は20㎝から40㎝
毎年、
土に元肥を入れるわけでもなく
強い日差しの中で
草と共に生育します。

7月7日に掲載した文です。
花の数は1輪から3輪などではなく
球根の大きさで輪数が変わります。
10輪近く咲くイワトユリもあります。

 

蒴果になってしまった花もありますが、10輪近く咲きました。

秋から冬にかけて周囲の
草が枯れると
球根の上に堆積して
球根の肥料になります。
自然の循環の中で
肥料はもらっているのでしょう。
茎の長さも
長く80㎝以上に伸びることもあります。
光を求め
草の間から茎を伸ばし
花を咲かせる。
植物として当然の成長ですね。

今回
真鶴半島では
崖の上からこぼれたであろう
種が崖の途中で発芽し
花を咲かせ
再び
その下の草地で
育っているイワトユリを
見ました。
上から下へ
種のリレーですね。
こうやって
自分たちの種を
増やすのでしょう。
毎年、観察をするべきと
思っています。

 

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