ユリブログ

2024年産種 発芽しました。

2024年 11月 5日

2024年産の種
エゾスカシユリ

キコマユリ

発芽しました。

エゾスカシユリは
「ユリ協会」の資料では
この種の発芽に対して
「地下即発芽」とあります。
例年は
すべての種を採取し終わってから
種まきをします。
今年は
「即発芽を見たい。」
と思い9月16日に
袋播きしました。
1が月半で発芽しました。
倉庫の片隅に
紙の箱に入れて置きました。
(ユリの種は、嫌光性です。)
先週末に確認したときには
既に
根が確認できました。
 
袋から種を取りだしました。
箱へ種を移しました。

小さな球根から
細い根が出ています。
これが
地下発芽ですね。
来年には地上部が発芽するかな。
うまくしたら葉が出るかも…

キコマユリの発芽です。

キコマユリの発芽姿
箱に発芽した種を取り出しました。

キコマユリの発芽は
かなり
しっかりとした芽が出ました。
これは
種類の違いでしょうか。
キコマユリは
10月21日に袋播きしました。
もともと
キコマユリは発芽が早い種です。
2週間で発芽しました。
莢の中で発芽した種は
土に播いてあります。
https://ggpfpot02.com/yuri/lilium20241021.html
キコマユリ
暑さに強く
球根の肥大も良くて
育てやすいユリです。
2023年に
赤色のコマユリの種を播きました。
既に
植え替えてあります。
来年には
茎立するかもです。

おそらく
発芽が早いと疑問を
持たれる方もおられるでしょう。
発芽を促進する処理をしています。
種からしいなを全て除いて
袋に種と
ジベレリン3ppmの水分で湿らせた
バーミキュライトを混ぜています。
本来ならば
ユリの種は
夏の暑さを感じてのち
発芽します。
ジベレリンの力を借りて
1年の時間を短縮しています。
2022年より
この処理を始めて
今年で3回目
だいぶ
処理がうまくできるようになりました。

あとは
今後の生育を順調に進めたい。
当面の希望です。
 

 

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