ユリブログ

「まぁどんなゆり」……

2023年 8月 8日

不思議なタイトルになりました。
ガーデンでは、師匠の指導を受けて
培養、栽培、交配を進めています。
師匠のご友人で
ユニークな発想をされる方がおられます。
N氏と呼びます。
N氏は
「野生栽培」をなさってます。
直射日光の当たる場所で
水は雨のみ
肥料は木の枝のみ
消毒は一切なし
すごいんです。
それでも
花はきれいに咲きます。
ウイルスにはおそらく罹患してます。
しかし、症状は一切出ていません。
種をいただ播種しました。
発芽率は抜群
球根の生育も抜群

今年は6月と7月に
お邪魔して
栽培方法をご指導いただきました。
いつか、この栽培方法を
多くの皆様へお伝えしたいと
願っています。
そのためには
ガーデンでしっかりと栽培方法を
マスターしなくては

実習中です。

その
N氏宅へお邪魔して
ユリを見ていた時に
マドンナリリーの葉をつけた
ユリを発見しました。
N氏に伺うと
「師匠から10年くらい前にもらったユリだけど
何のユリかわからない。」
ということで
早速、師匠に画像を
見ていただきました。
残念なことに
師匠は覚えておられませんでした。

その後
N氏がわざわざユリを
ガーデンへ届けてくださいました。

上の写真は
7月11日の様子です。
茎、葉の様子では
マドンナリリーです。
しかし
つぼみはマドンナリリーではありません。
師匠も
「茎葉はマドンナリリーだよなぁ。」

おっしゃってられました。
 

つぼみの時に感じたのは
ブロウニィ アウストラレ
ではないかということです。
花を見ると
確かに
ブロウニィ アウストラレですね。

マドンナリリーとブロウニィ アウストラレ

雑種を作ったのでしょうか?

師匠は夏の間
山へ籠ってます。
秋に山から下りていらしたら
意見を伺うことにします。

N氏と話したときに
「マドンナリリーじゃない。
では、まぁどんなゆり
と呼ぼうか。」
ということになりました。

「まぁどんなゆり」はガーデンで
栽培することになります。

 

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