ユリブログ

タケシマユリ なぜ受粉しないの?

2023年 8月 18日

今年
タケシマユリの花が咲いてから
3回受粉作業を
行いました。
平塚で1回
高冷地で2回

結果
全敗です。

受粉作業の進め方

見てください。

6月5日 柱頭に受粉を助ける薬剤を、筆でつけています。
薬剤をよりしっかりつけるために、ティッシュペーパーに柱頭をくるみ、再度薬剤を付けます。
花粉を柱頭に付けてます。
6月13日
受粉 できただろうか。不安です。
6月20日 ダメそう。
7月4日 やはりダメ。

受粉作業
から
やはり種ができなかった
まで
一連の写真です。

受粉を助ける薬剤名は
インドール酪酸です。
オーキシンというホルモンです。
植物の成長を促す効果があります。

数年前にこの方法で
数回
種を作ることができました。

なので
努力を続けています。
しかし
実らぬ努力になっています。

以前から言われていることですが
栄養繁殖を繰り返したので
「花粉が退化した」
という説がありますね。

師匠は以前
クルマユリとタケシマユリ

交配して新しいユリを作りました。

詳細を聞いてはいませんが
タケシマユリにクルマユリを
受粉させたのでしょう。
共に
系統としては近いユリなので
交配が可能だったのだと思います。

ずっと
同じタケシマユリで
受粉作業をしてきました。
これもいけないのかもしれません。
秋には
新しい球根を購入しましょうかねぇ。


 

 

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