ユリブログ
N氏の研究 方法 補足
2023年 11月 13日
https://ggpfpot02.com/yuri/lilium20231106.html
前回
の
「N氏の研究 方法」
お伝え出来なかったことを
補足します。
耐暑性ヤマユリ
に
とても面白い現象が現れました。

この写真の茎は
茎の真ん中は裂けています。
根が茎を左右から引いて
茎を裂いています。
根の力が強い。
枯れ枝の肥料が十分に行きわたってるからでしょう。
N氏のヤマユリには
この現象が現れます。

こちらの茎は
春に萌芽した茎よりも
遅く萌芽しました。
まだ
若々しい草姿をしていますね。
年内は生育を続けるはずと
N氏はおっしゃってられました。
この
2点の現象
一般的なヤマユリには
見られない現象です。
ガーデンに移した鉢植え。
紹介した2鉢は
そのまま、露地に置いたままです。
これから
どのような表情を見せてもらえるのか
楽しみです。

萌芽したヤマユリの苗です。
2023年6月時点の状態です。
この種は
2021年に播種しました。
こちらのプランターには
300粒位の種を播いてあります。
発芽した種は20粒あるでしょうか。
「これでは、ダメなんだよ。
もっと、多く発芽させないといけないんだ。」
だから
この、苗を強い太陽光に当てて
強い球根を育てていくのだそうです。
炭の上に土を置き
種を播きました。
種の上に土をかぶせて
枯れ枝を乗せてあります。
ここで播いた種は
N氏が生育した球根の中で
耐暑性のある球根を選抜して
種を作りました。
より、暑さに強いヤマユリと思われます。
今後は、このようにより暑さに強い種から
選抜した球根を増やしていきます。
より暑さに強い球根からできた木子は
親球根と同様の力を持つことでしょう。
ガーデンのユリ師匠である
大石氏は
常におっしゃってます。
「種を沢山播くことが重要です。
種を多く作ることで、
違うユリを作ることができます。」
違うユリとは
強いユリ
美しいユリ
草姿が変わってくるユリ
ガーデンでは
毎年、できる限りの種を付けるよう
努力を続けていきます。
五領ヶ台ガーデンで栽培している
日本固有・自生のユリ、外国のユリの
情報を発信しています。
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