ユリブログ

シマカノコユリの比較 甑島産

2025年  9月 2日

2023年に甑島の生産者様より購入した
シマカノコユリ アカカノコユリ
年々、特徴がはっきりしてきます。
なんか、不思議です。
2024年に花が咲いた順に
Noを付けました。
一番最初に咲いた球根に No1
というように。
しかし
2025年には、No順には花が咲きませんでした。
とても、興味深く感じます。
2024年には、
特徴をしっかりつかみきれませんでした。
2025年は、
しっかりと見つめられたように思います。

No1
7月14日に開花
花は斜め下向きに咲きます。
花びらにフリルがあり
花びらの幅もしっかりとあります。
カノコユリらしい花型だと思います。
茎丈は100㎝程度
 

No3
7月28日に開花
花は斜め下向きに咲きます。
花びらの反転が一番強いです。
タキユリのような花型です。
茎丈 100㎝程度

No4
8月7日に開花
斜め下向きに花が咲きます。
花びらにはフリルが見えません。
花びらの先端は剣弁です。
甑島には、このような花型の
カノコユリが多くみられました。
9月1日
まだ花が咲いています。
茎丈 100㎝程度

No6
7月31日に開花
横向きに花を咲かせます。
花は、甑島産のカノコユリの中で
一番小さい咲きます。
花びらのフリルは少な目です。
茎丈 80㎝程度
 

No7
7月23日に開花
横向きに花を咲かせます。
花びらには、
フリルがほとんどありません。
比較的、花びらの幅は広い。
茎丈 100㎝程度

No8
8月2日に開花
斜め下向きに花を咲かせます。
花びらの幅は
購入したカノコユリの中では広い。
茎丈 100㎝程度
 

カノコユリといえば
内田カノコユリをイメージされるでしょう。
最も多くの球根が流通されていると思います。

甑島産のカノコユリは
長く島の中で自生して
多くのユリが交雑して
少しずつ変化してきたと思います。
たった
6球の中でも変化の幅は広いと感じます。
花の付き方の中で
横向きが良いなと思っています。
しかも
No6は、
花が他のシマカノコユリよりも
小さいのが魅力です。
交配して
小さい花を作るのはかなり年月が必要でしょうね。
しかも
花が横に向いて咲くなんて!

2023年に、
購入する花を選ぶ基準は
淡色の花色にしています。
 

 

五領ヶ台ガーデンで栽培している
日本固有・自生のユリ、外国のユリの
情報を発信しています。

Topic

お知らせ

今日のガーデン

ユリブログ

カラスの一声

有限会社 五領ヶ台ガーデン

〒259-1201 神奈川県平塚市南金目521
TEL 0463-58-4187
事業内容 / 鉢花、花ポット苗、野菜ポット苗生産
 

ページトップ

Copyright © 五領ヶ台ガーデン All Rights Reserved.